top of page
素材集め2 - 2025-04-21T183904.941.png

ナンバー2に依存していませんか?   属人化と引き抜きリスクが会社を壊す

更新日:9月22日


ree


1.頼もしさの影に潜む危険


「ウチには頼れるナンバー2がいるから大丈夫」――本当にそうでしょうか?


経営者にとって、右腕となるナンバー2の存在は心強いものです。

現場を仕切り、社員をまとめ、社長の見きれない部分を担ってくれる。


しかしその「頼もしさ」が、会社を人質に取る“危険”に変わる瞬間があります。


私自身、ナンバー2に依存した結果、70人が一斉退職する事件を経験しました。


ree

2.中学の同級生だったナンバー2


私の右腕は、中学時代の同級生。


不器用だけれど頭の回転が早く、仕事を覚えるのも速い。

何より「現場で圧倒的に信頼される男」でした。


最初は、私が先頭に立ち、彼が支える。しかし会社が大きくなるにつれ、私は経営に専念し、現場は彼に任せきり。


「彼に任せておけば大丈夫だ」そう思い込んだ結果、気づけば私は現場から遠ざかり


すべてをナンバー2が動かす会社になっていたのです。


ree

3.頼もしさに甘えすぎて、私は「何をしていいのか分からない社長」へ


ナンバー2が現場を取り仕切り、社員を引っ張ってくれる。

私はその「頼もしさ」に甘えすぎました。


最初は安心でした。


しかし安心はやがて依存に変わり、私は現場を知らない「空っぽの社長」になっていきました。


ree

気づけば、「何をしていいのか分からない社長」になっていたのです。


「それは違うんじゃないか」

「なんでそんなやり方をしているんだ」


自分では実行せず、口だけで指摘する存在。


そのうち社員の間に「社長は何もしていない」という空気が広がっていきました。 




4.ナンバー2に依存する危うさ


ナンバー2もまた、不満を募らせていました。


  • 「これだけ現場を回しているのに、利益は社長が持っていく」

  • 「自分が頑張っているのに、正当に評価されない」


社長と社員は見ている景色が違います。


社長は「会社全体の存続」を背負うが、ナンバー2は「自分の努力への評価」を求める。

そのギャップが小さなひびとなり、やがて決定的な亀裂へ。



5.そして訪れた「70人退職」


リーマンショックで単価が下落し、資金繰りが厳しくなったとき。

私は「全員の給料を守るために単価を下げよう」と決断しました。


しかしナンバー2は現場でこう言い出したのです。


「社長は俺たちの給料を下げようとしている」


その瞬間、彼は「社員の味方」で、私は「悪者」。


結果――70人もの職人が一斉に辞めていきました。


机に突っ伏し、「もう会社は終わった」と思いました。

ナンバー2に依存することは、会社そのものを人質に差し出すことと同じだったのです。

6.ナンバー2の気持ちも理解できる


今振り返れば、ナンバー2の気持ちも理解できます。


  • 「自分が動かしているのに、なぜ社長だけが評価されるのか」

  • 「成果は自分のものとして認めてほしい」

  • 「もっと正当に評価してくれる会社に行きたい」


優秀なナンバー2やエースほど、こう考えるのは自然です。しかも今は、大手や競合が声をかけてくる時代。「引き抜き合戦」が日常になっています。



ree

7.解決策:仕組み化+AI+マーケ思考


属人化を壊す唯一の方法は、仕組みで会社を回すこと。


  1. 仕組み化:誰がやっても同じ成果を出せる流れをつくる

  2. AI活用:知識や判断をAIに補完させ、再現性を高める

  3. マーケ思考:社員一人ひとりが「相手目線」で考え、自律的に動けるようにする


これらを導入すれば、「ナンバー2やエースが辞めても会社は止まらない」 組織をつくることができます。




ツアー開催: 定期的に少人数制で行い、成果を出している企業のリアルをじっくり体感
申込方法: こちらのLPから詳細をご覧ください
参加費用: 3万円(4名まで 参加可能)で大幅な経営改革のヒントを得られるチャンス

一度見れば、「うちでもできるかも」と思えるはず。


その“最初の一歩”、一緒に踏み出してみませんか?





  • ナンバー2との関係が崩れると、会社は一夜で止まる
  • 属人化は「社長の依存」と「ナンバー2の不満」で進行する

  • 今は引き抜き合戦の時代。優秀な人材ほど流出リスクが高い

  • 解決策は「仕組み化+AI+マーケ思考」

  • 実際の方法はベンチマーク視察で公開中


👉 あなたの会社は、ナンバー2が辞めても持ちこたえられますか?


ree


コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
経営のパーソナルジム_Book-MK-42.png
経営のパーソナルジム_Book-MK-44.png
経営のパーソナルジム_Book-MK-41.png
​CARWGORY
​タグで検索
● ​この記事もおすすめ!
bottom of page