「相手目線」で成果が爆発する ――AIボイス機能とマーケ思考の掛け合わせが会社を変える
- AI megastep
- 9月19日
- 読了時間: 5分
更新日:9月22日

1.AIだけでは足りない
前回の記事でお伝えした通り、AIを活用する唯一の方法は「ボイス機能」です。
社員は声で思考を吐き出し、AIはそれを整理・補完し、40点の社員でも80点に底上げされる。
しかし――ここで一つ、大きな壁にぶつかります。
「何をAIに話すか?」
「どんな問いを投げるか?」
これが曖昧なままでは、AIはただの“便利な辞書”で終わってしまうのです。そこで必要になるのが マーケ思考=相手目線 です。

2.マーケ思考とは「顧客視点」ではなく「相手目線」
マーケティングと聞くと、多くの経営者は「顧客視点」と捉えます。
もちろんそれも正しいのですが、ここで言いたいのはもっと広い意味での「相手目線」です。
社長にとっての相手 → 顧客だけでなく社員や取引先
社員にとっての相手 → 上司、同僚、部下、チーム
営業担当にとっての相手 → 見込み客だけでなく既存顧客や競合環境
👉 つまり「自分以外の立場で考える力」こそが、マーケ思考の本質なのです。
ドリルの話を深掘りする
人は誰しも「自分目線」で物事を考えがちです。
「この商品は性能がいい」
「自分は一生懸命やっている」
「上司がもっと評価してくれるべき」
でも成果につながるのは 相手がどう感じるか。
ここで有名な「ドリルの例」を見てみましょう。
人が欲しいのは「ドリル」ではありません。欲しいのは“穴”です。
でも、本質はさらにその先にあります。その穴は何のために開けるのでしょうか?
フックを付けてコートを掛けるためかもしれない
棚を取り付けて収納を増やすためかもしれない
家族写真を飾り、部屋を温かくするためかもしれない
👉 顧客が本当に求めているのは「穴」ではなく、**“便利で快適な生活や、心が満たされる未来”**なのです。
だから「性能がいいドリルです」と言っても、顧客には響かない。
「これを使えば、家族写真を飾ってリビングがもっと心地よくなります」と伝えた方がはるかに効果的です。
このように、相手目線で“未来”を見せることが成果への最短ルートなのです。

3.AIと相手目線を掛け合わせるとどうなるか?
ここでAIボイス機能が真価を発揮します。
社員がAIに向かってこう話すとします。
「この提案をお客様に出そうと思いますが、相手の立場で見たらどう感じますか?」
「上司にこの企画を説明するとき、相手にとってのメリットを整理してくれますか?」
「部下に伝えるとき、どう言えば“自分ごと”として動いてくれるでしょうか?」
👉 これらはすべて「相手目線で考える訓練」になります。
AIは即座に「相手の立場」を模擬し、返答してくれる。
繰り返すうちに、社員の思考そのものが「相手目線」に切り替わっていくのです。
4.事例:成友建設のSNSフォロワー600→3500
実際、この「相手目線×AI伴走」で成果を出した企業があります。
成友建設では、SNS運用を担当したのは特別なスキルのある社員ではなく、普通のスタッフでした。
最初は「自分たちが伝えたいこと」を一生懸命に発信していましたが、反応は薄かった。
そこでAIに「相手目線で考え直す」問いを投げるようにしたのです。
「この投稿を見た人は、何を知りたいと思いますか?」
「お客様にとっての“時間”や“安心感”を強調するなら、どんな表現がいいですか?」
その結果、フォロワー数はわずか数か月で600人から3500人へ。さらに「完成見学会」の来場者は3倍に増え、売上に直結しました。
特別な才能がなくても、「相手目線」をAIと一緒に考えたことで、圧倒的な成果を出せたのです。
5.社員教育にも相手目線
相手目線は営業やマーケだけではありません。チームビルディングや人材育成にも直結します。
上司にとっては「どう伝えれば社員が腹落ちするか?」
同僚にとっては「どう頼めば気持ちよく動いてくれるか?」
部下にとっては「どう言えば主体的に行動できるか?」
社員がAIと「相手の立場」を壁打ちすることで、現場の空気が変わります。
指示待ち社員が「相手を考えて動く社員」へと進化する。
👉 これこそが属人化を壊す第一歩です。
6.「相手目線×AI」の習得プロセス
日常業務でAIに問いかける
「この資料、相手からどう見える?」
AIからのフィードバックを受け取り修正する
「顧客は価格よりも安心を重視しています」
修正後に再度AIでチェック
→ 反復するうちに相手目線が体に染みつく。
成果をスレッド化して共有
押すだけでチーム全体に展開できる。
✅ あなたの社員は「相手の立場」で考えられていますか?
✅ 企画書や提案が「自分目線」に偏っていませんか?
✅ 指示待ち社員が「相手目線で動ける社員」に変わったら、現場はどう変わるでしょうか?

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一度見れば、「うちでもできるかも」と思えるはず。
その“最初の一歩”、一緒に踏み出してみませんか?
AIを成果につなげるカギは「相手目線=マーケ思考」
ボイス機能で「相手の立場で考える問い」を日常化できる
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事例でも普通の社員が成果を出せた
「相手目線×AI」が、属人化を壊し、成果を爆発させる唯一の道
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